こどもの片頭痛治療

片頭痛は、小学校高学年あるいは中学・高校生の頃から発症することが多く、10代後半から20代にかけて症状が非常に強くなり、日常生活や社会に出てからの仕事にも影響を及ぼす疾患です。病院で検査を受けないで鎮痛薬を飲み続けると、治療が困難な「薬剤乱用頭痛」や「慢性片頭痛」となりますので、片頭痛治療をきちんと受けることは大切です。月に10回以上鎮痛薬が必要な場合は、来院を検討ください。

ストレスと病気

ストレスを感じると、副腎皮質からコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。この物質が過剰に分泌されることで、脳の神経細胞が破壊されてしまうことがあるとされています。記憶や学習に関わる海馬が萎縮する、不安や情動のコントロールを行う扁桃体の働きを悪くする、食事や睡眠などのコントロールが抑制されるなど、うつ病の原因となると言われています。ストレスは早めに発散させておくことが重要です。ストレスと病気は“直結”です。