CTとMRIのちがい
脳は頭蓋骨の中にありますので、病気の診断には断層撮影が必須です。エックス線を使用したCTと、核磁気を利用したMRIという代表的な検査があります。MRIは脳の断層撮影と血管を見ることができますが、CTでは血管を映し出すことができません。逆に、MRIは骨の病変をみることはできず、CTでないと骨の病変がわかりません。場合によっては、両方撮影しないとわからないこともありますし、さらに造影剤を使った検査が必要になることもあります。症状に応じて必要な検査を判断します。※CTは比較的短時間で検査が可能ですが、MRIは20〜30分かかる検査です。どちらも受付された順番で検査します。